2026年に行われる第6回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の開催概要が8月21日、発表され、大会連覇を狙う侍ジャパン日本代表は、3月6日に、東京ドームで1次ラウンド初戦を戦うことになった。
2023年の前回大会では日本代表が3大会ぶり3回目の優勝を果たした。その前回と同じ20チームが参加して行われる1次ラウンドの日程と対戦カードが決まった。
日本は5チームごとに振り分けられる1次ラウンドのグループCで、オーストラリア、韓国、チェコ、それに2025年の予選を通過したチームの4チームと東京ドームで対戦。5チームによる総当たり戦を行い、このうち上位2チームが準々決勝に進出する。
【日本の1次ラウンドグループCの日程(2026年・東京ドーム)】
▶3月6日:予選を通過したチーム
▶3月7日:韓国
▶3月8日:オーストラリア
▶3月10日:チェコ
グループCを勝ち上がると、前回日本が優勝を決めたアメリカ・フロリダ州マイアミの「ローンデポ・パーク」で行われる準々決勝で、ベネズエラやドミニカ共和国、オランダなどが入ったグループDを通過したチームと対戦する。
準決勝は3月15日と16日に、決勝は3月17日に、いずれも「ローンデポ・パーク」で行われ、日本は第1回、第2回大会以来となる連覇を狙う。
グループC以外のグループは次の通り。
【グループA(サンフアン/プエルトリコ)】
▶プエルトリコ(準優勝2回)
▶キューバ(第1回大会 決勝で日本と対戦)
▶カナダ
▶パナマ
▶予選通過チーム
【グループB(ヒューストン/アメリカ・テキサス州)】
▶アメリカ(前回 日本と決勝で対戦)
▶メキシコ(前回 日本と準決勝で対戦)
▶イタリア(前回 日本と準々決勝で対戦)
▶イギリス
▶予選通過チーム
【グループD(マイアミ/アメリカ・フロリダ州)】
▶ベネズエラ
▶ドミニカ共和国(第3回大会優勝)
▶オランダ
▶イスラエル
▶予選通過チーム
前回大会は、トレーディングカードでもWBCフィーバーが吹き荒れた。決勝で日本で敗れた米国代表はさらなるMLBスーパースターの参戦が濃厚。すでに参加の意向を示している大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は再び、二刀流での出場も期待できる。WBCカードの人気再燃は間違いない。早ければ、来年から、2026年の大会へ向けたWBCカードが登場しそうだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。