MLSインテル・マイアミのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(37)が9月14日、足首の負傷から戦列復帰し、いきなり2ゴール1アシストを記録した。
MLSは8月24日にリーグ戦を再開したが、メッシは7月14日の南米選手権決勝コロンビア戦で右足首を負傷。この日、ホームのフロリダ州フォートローダーデールで行われたフィラデルフィア・ユニオン戦にフル出場した。チームの全得点に絡む活躍で、3-1の勝利に貢献した。
「マイアミの暑さと湿気で少し疲れたけど、長い間、チームを離れていたので早く戻りたかった。少しずつ練習して調子も良くなったので先発することにした。とてもうれしいし、満足している」とメッシは話した。
バルセロナ時代からの同僚であるFWルイス・スアレスとDFジョルディ・アルバとの好連係。前半2分に先制されたが、同26分に同点。スアレスのワンタッチパスを受けると、左足のシュートフェイントで相手DFをかわし、右足でゴール左に蹴り込んだ。
同30分にはアルバの左からの折り返しに走り込み、左足ダイレクトで合わせて勝ち越し。後半追加タイムにはペナルティーエリア内から左に流し、スアレスのゴールをアシストした。これで今季は通算13試合の出場で14得点、14アシストとなった。
この活躍に合わせ、TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」でもメッシは「復帰」を果たした。ゴールを決めた際のポーズが、パリ五輪で優勝した米国男子チームのステファン・カリーと似ていることから、コンボカードが作られ、ふたりのサインが書かれた1of1カードも当たる豪華な仕様となった。さらに、この日の対戦相手で今年7月にMLS史上最年少の14歳293日でデビューしたキャバン・サリバンとのツーショットもカード化された。こちらも話題の1枚となりそうだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。