11月9日に開幕する「第3回WBSCプレミア12」で2連覇を目指す、野球日本代表「侍ジャパン」の28選手が10月9日、決定した。指揮を執る井端弘和監督が発表した。
ちょうど1年前に行われ、井端監督の下、優勝を果たした「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」と同様に、若手選手中心のメンバーとなった。
世界一を奪回した2023年の「第5回WBC（ワールドベースボールクラシック）」に出場した選手からは、大勢、戸郷翔征、岡本和真、髙橋宏斗、牧秀悟、源田壮亮、伊藤大海が選ばれた。
☆「第3回WBSCプレミア12」日本代表
【投手】
15 大勢（巨人）
16 隅田知一郎（埼玉西武）
17 伊藤大海（北海道日本ハム）
19 髙橋宏斗（中日）
20 戸郷翔征（巨人）
21 早川隆久（東北楽天）
35 才木浩人（阪神）
46 藤平尚真（東北楽天）
47 鈴木昭汰（千葉ロッテ）
50 清水達也（中日）
56 鈴木翔天（東北楽天）
57 北山亘基（北海道日本ハム）
60 横山陸人（千葉ロッテ）
【捕手】
22 古賀悠斗（埼玉西武）
31 坂倉将吾（広島東洋）
32 佐藤都志也（千葉ロッテ）
【内野手】
2 牧秀悟（横浜DeNA）
4 吉川尚輝（巨人）
6 源田壮亮（埼玉西武）
23 栗原陵矢（福岡ソフトバンク）
24 紅林弘太郎（オリックス）
25 岡本和真（巨人）
51 小園海斗（広島東洋）
【外野手】
1 森下翔太（阪神）
5 五十幡亮汰（北海道日本ハム）
7 佐野恵太（横浜DeNA）
8 辰己涼介（東北楽天）
66 万波中正（北海道日本ハム）
※数字は「プレミア12」での背番号
「WBSCプレミア12」は、世界野球ソフトボール連盟（WBSC）が主催し、WBSCが招待した各国・地域の代表チームの参加により4年に1度、開催される国際大会。2015年の第1回は韓国、2019年の第2回には日本が韓国を下し、優勝を飾った。
今回は、2グループ6チームに分かれてオープニングラウンドとして総当たり戦（各5試合）を行い、各グループ上位2チームがスーパーラウンド（オープニングラウンドとは反対の組の2カ国と対戦）に出場。スーパーラウンドの累計3試合の結果（1試合はオープニングからの持ち越し分）により、1位と2位のチームは優勝決定戦に出場し、3位と4位のチームは銅メダルをかけて戦う。
「プレミア12」での侍ジャパンのトレーディングカードは、これまで、カルビーが「侍ジャパンチップス」で作った。今回は、BBM「2024 Infinity」に収録されたNPB選手のカードが「プレミア12」を意識した人選、データ構成になっている。今回の大会は、TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」でカード化されることが濃厚だ。
Cove（ライター）
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター（自称）。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。
