バスケットボールの「2023-24 TOPPS COSMIC CHROME HOBBY」が1月8日に発売される。お宝カードが満載で、発売前から話題になっている。
「COSMIC CHROME」は宇宙をイメージするデザインで、2022年にMLB版が初登場。高級版ブランドながら米国でも売り切れが続き、3年目を迎えた2024年版も争奪戦が繰り広げられた。その流れを受けて、バスケットボールの「COSMIC CHROME」はファーストイヤーということもあり、より注目を集めている。
NBAのトレーディングカード発行・発売の権利はPANINI社が持っているため、「NBA」という文字はもちろん、各チームのロゴマークなどは使用できないものの、「NBA」のレブロン・ジェームズ、ケビン・デュラントら現役スーパースターたちのカードが勢ぞろい。ビクター・ウエンバンヤマ、ブランドン・ミラーらのルーキーカード、サインカードも収録されている。レジェンドも含め、ベースカードとして200選手がリストアップされた。
ビクター・ウエンバンヤマなど一部のサインカードはオンカードで、さらにシリアルナンバー入りのパラレルも存在。コレクターにとっての永遠の憧れである1of1「SuperFractor」ももちろん、ある。
デザインも多数のパラレルがあり、インサートも豊富。惑星にちなんだSSPインサート「Planetary Pursuit」では「冥王星」は44,160パックに1枚という出現率だそうだ。
ここまで、ネットオークション「eBay」で、MLB版はサインカードでなくても100万円を超える高額で売買されてきた。
年明け早々にいきなり、発売される目玉ブランド「COSMIC CHROME」。まさにお年玉と言えるカードとも言えそうだが、コレクターにとっては今年のカード収集の行方を占う「運試し」にもなりそうだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。