TOPPS社はまもなく発売する「2025 Topps Baseball Series 1」のカードナンバー#1のカードが大谷翔平投手(ロサンゼルス・ドジャース)になることをHP、公式SNSなどで発表した。
定番ブランドの「Series 1」のカードナンバー#1は、前年に活躍した、記録にも記憶にも残る選手が選ばれてきた。同社はHPで「その黄金の数字(#1)を飾るプレイヤーは、文字通り、そして比喩的にも選ばれし者」と定義づけた。
1951年以来、カードナンバー#1は、ハンク・アーロン外野手、ジャッキー・ロビンソン内野手、テッド・ウィリアムズ外野手、ノーラン・ライアン投手、マイク・トラウト外野手、ロナルド・アクーニャJr.外野手ら、最高の選手が起用されてきた。アーロン(1963年、73年、74年、75年、76年)とアレックス・ロドリゲス内野手(2003年、05年、06年、08年、09年)は、それぞれカードナンバー#1に5回、登場している。ライアン(1970年、90年、91年、92年)は4回、起用された。T・ウィリアムズ(1954年、57年、58年)、そして最近ではトラウト(2014年、16年、20年)がそれぞれ3回、登場した。同社のHPでは1951年から2025年まで、カードナンバー#1のカードを並べ紹介しているが、壮観な眺めである。
2016年以来、同社ではファンやコレクターにカードナンバー#1にふさわしい選手を投票してもらっている。昨季、史上初の50本塁打・50盗塁(50/50)を達成し、3度目のMVPに輝いた大谷は最も多くの票を獲得した。大谷は2022年の「Series 1」でもカードナンバー#1に輝き、この時はボックスも大谷の二刀流をあしらったデザインだった。今年はボックスはア・リーグのMVPでもあるアーロン・ジャッジ外野手が起用された。
大谷が2022年の「Series 1」に起用された際には、こちらのコラムで書かせていただいた。
「2022TOPPS」は大谷が主役!カードナンバー#1とボックスデザインに!
大谷はこれまで、さまざまなブランドでもボックスデザインに採用されており、今年も大谷デザインのボックス商品が登場しそうだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。