野球日本代表「侍ジャパン」の井端弘和監督は2月14日、東京都内のホテルで会見し、3月5、6日に京セラドーム大阪で行う強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ」のメンバー28選手を発表した。
28選手のうち、20選手が初招集というフレッシュな顔ぶれ。細川成也外野手(中日)、水谷瞬外野手(北海道日本ハム)は、現役ドラフト経験者では初のトップチーム招集となった。
【ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本代表メンバー】
☆投手
13 宮城大弥(オリックス)
◎15 曽谷龍平(オリックス)
16 種市篤暉(千葉ロッテ)
◎17 常広羽也斗(広島)
◎19 斎藤友貴哉(北海道日本ハム)
◎21 橋本侑樹(中日)
◎26 大津亮介(福岡ソフトバンク)
◎28 河野竜生(北海道日本ハム)
◎36 塹江敦哉(広島)
◎40 杉山一樹(福岡ソフトバンク)
48 今井達也(埼玉西武)
◎69 石井大智(阪神)
☆捕手
◎27 岸田行倫(巨人)
50 山本祐大(横浜DeNA)
◎62 海野隆司(福岡ソフトバンク)
☆内野手
3 大山悠輔(阪神)
4 吉川尚輝(巨人)
◎6 森敬斗(横浜DeNA)
◎7 長岡秀樹(東京ヤクルト)
8 佐藤輝明(阪神)
◎31 太田椋(オリックス)
◎33 広瀬隆太(福岡ソフトバンク)
◎61 矢野雅哉(広島)
☆外野手
◎38 高部瑛斗(千葉ロッテ)
◎53 水谷瞬(北海道日本ハム)
◎55 細川成也(中日)
◎58 梶原昂希(横浜DeNA)
66 万波中正(日本ハム)
※◎は初招集。
井端監督は選考の意図として、昨年11月の「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に出場した選手たちは「力量を計ることができました」と今回は選出せず。「プレミア12」が準優勝に終わり「2026 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に向けた課題として挙げた「中継ぎ左腕と長打力」に該当する選手が多く選出された。
投手では、中継ぎ左腕として活躍する橋本侑樹(中日)、河野竜生(日本ハム)、塹江敦哉(広島)に加え、昨年は登板すべてが先発だった曽谷龍平(オリックス)も瀬戸アッパーでのその起用を示唆。「(国際試合で)相手打者がどういう反応をするのか見てみたい。1人でも多く(WBCの候補に)出てきてくれば」と話した。先発は1戦目に宮城大弥(オリックス)、2戦目に種市篤暉(千葉ロッテ)を予定している。
侍ジャパンのトレーディングカードは昨年まで、TOPPS社がカードの制作・販売に関する契約を締結していた。BBMでも商品によって、写真の使用が許可されていた。今季の強化試合、親善試合、さらに来年のWBCのトレカについてはまだ、発表はない。今回の初招集20選手の佐村ジャパンユニの初カードが楽しみだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。