
2020 TOPPS Heritage Baseball
【メーカー名】TOPPS
【ブランド名】Heritage(Hobby)
【BOX内容】9枚入り×24パック
【カード内容】
・レギュラー500枚(#401からショートプリント)
・BOXからサインか、レリックのどちらか1枚
・インサート各種
・パラレル、バリエーション(アクション、エラーなど)各種
【発売日】2020年2月26日
【購入店舗】ミント都内店舗
NPB、MLB共に開幕延期が決まったが、毎年開幕前にファンやコレクターを楽しませる米国のトレカがTOOPS「Series1」、「Heritage」、「Openning Day」、PANINI「Donruss」の4アイテムは予定通り発売されている。

2020 TOPPS Heritage Baseball パック

2020 TOPPS Heritage Baseballボックス内パック
「Heritage」は2001年にスタートし今年で20周年を迎えた。レトロなデザインで毎年、過去の「TOPPS」を再現しており、従来のトレカとは一線をひく人気ブランドになっている。野球以外のスポーツも作られてきたが、今年の野球版は1971年のデザインで制作された。

2020 TOPPS Heritage Baseballレギュラーカード

2020 TOPPS Heritage Baseballサインカードとジャージーカード
開封5パック目でローガン・アレン投手(インディアンス)の直書きサインが出た。昨年、5勝をマークした右腕は新人王の可能性を残しているため、ルーキーカード扱い。青いインクで書かれており、説明によるとこれが「Real One Auto」と呼ばれるものらしい。サインカードには71枚限定の赤インクでかかれたもの、デュアルオート、トリプルオートもある。さらに1971年の「TOPPS」に収録された選手のサインのほか、1971年がラストシーズンになったワシントン・セネターズのメンバーのサインも封入されている、という。

2020 TOPPS Heritage Baseballショートプリント各種
早々と「箱イチ」の「当たりカード」が出てしまい、速くすべてを開封して番号順にソートしてショートプリントを探そうとしていたら、最後の24パック目でエルビス・アンドラス内野手(レンジャーズ)のジャージカードが出現。封入率を上回る「当たり箱」だった。

2020 TOPPS Heritage Baseballインサート各種
インサートは5種類のうち、4種類7枚が出た。1971年の名場面を振り返る「Flashbacks71」でスターバックスが誕生したのがこの年だったことを知った。トレカは勉強になる。「箱イチ」のクローム版は571枚のシリアル入りでデビッド・ダール外野手(ロッキーズ)。直筆サインが乗っているものもあるようだが、そこまで贅沢は言ってられない。
お次のお楽しみは401番以降のショートプリント。3パックに1枚の封入率ということで8枚を期待したが、実際には4枚だけ。サインとレリックが1枚づつ出てしまった影響だろうか?。それでも、MLB2年目の菊池雄星投手(マリーナーズ)のデザインはなかなか、カッコいい。ちなみに大谷翔平選手(エンゼルス)もショートプリントになる。

2020 TOPPS Heritage Baseballフレンチ版
ソートしていて発見したのが、243パックに1枚という「French」版。トミー・ラ・ステラ内野手(エンゼルス)のカード裏面は確かにフランス語で書かれ、黄色くカラーリングされていた。これは今回のボックスで一番のレアカードかもしれない。
9枚×24パックで合計216枚。サイン、レリック、クローム版、インサートを抜いて206枚。「French」版も含めてダブりは6枚。203枚のうち、ショートプリントが4枚なので、レギュラーカード400枚のうち、ほぼ半分の199枚しかそろわない。ショートプリントも100枚のうち、4枚だけ。500枚をコンプリートするのはなかなか、至難の業といえそうだ。
しかしながら、ヨーダン・アルバレス外野手(アストロズ)のカードのように、印刷されたサインが新人王のカップカットに被っているだけでエラーカード扱いになっているものもあり、まだまだ、詳細は明らかになっていない。パラレル、バリエーションも多く、ボックスを開封する楽しみは多い。
alpine
MLBカードを90年代から細く長くコレクションし続けているベテランコレクター。MLBの現地観戦も続けている。